診療紹介
●ベネフィット
当院で問題解決を行うベネフィットは以下の通りです。
①問題解決にお金を掛ける事で、質の高い技術を体験出来る。
そのため歯の事で悩む時間が少なく、安心して食事が出来る。
安心して 外食・会食が出来る。
②口の中はとても敏感に出来ている。
僅かな不具合でも感じ取れる。
当院で問題解決して不具合が改善されれば、心に余裕が出来る。
③よく咬めると、脳から幸せホルモンが分泌されて、幸せを感じやすい状態でいられる。
○自費の入れ歯について
当院は、自費の入れ歯が専門です。
【自費の入れ歯の利点】
当院のベネフィットと、自費の入れ歯がもたらす効果が完全に一致します。
自費の入れ歯は精密に作ることが出来ます。
精密に作る事が出来るので、痛みが少なく使いやすいものが出来ます。精密に作れるのは、以下のような2つの理由があります。
(ア)西洋医学的根拠に基づいて、患者さんの体に咬み合わせ・人工の歯の位置などが患者さんの体に合っているかどうか確かめながら入れ歯を作り、調節するからです。なので精度が高いものが出来ます。
(イ)正確な模型を作るからです。歯型を採る材料・模型の材料を扱い方をを説明書通りに扱うので、模型に狂いが少なくて済みます。
精度が高いと自費の入れ歯の痛みが少なくて済みます。
その結果安心して食事が出来ます。
安心して食事が出来ると、心の余裕が出来ます。
心の余裕が出来ると幸せを感じやすいです。
◯自費の入れ歯を作る段取り
入れ歯は最低2つ以上作る必要があります。
1回目の入れ歯は仮の入れ歯。
西洋医学的な方法でいきなり最終的な入れ歯を作っても完全に合うものは出来ない。
最終的な結果を良くするために、1回目は仮の入れ歯を一度作り、それを叩き台として問題点を修正し、得られた情報を元に、2回目の最終的な入れ歯を作る。
2回目で合わなければ、3回目以上最終的な入れ歯を作る必要がある。
仮の入れ歯は初めて作る入れ歯で、もし元々長年の付き合いも無い方であれば、情報が少ないまま、あらゆることを仮定・想像して作らなければならない。
一度目で完全に合うものは出来ないので、痛みがあり、外れやすく、食事がしにくいものが出来る。
保険の入れ歯では、調節の回数は月1回のみ。
1回目の入れ歯の次に2回目の入れ歯を作るまで6ヶ月待たねばならない。
しかもいくら痛くても保険の入れ歯は月1回しか調節が認められていないので、患者さんは痛くても我慢しないといけない。
保険の入れ歯を作った患者さんは痛みに耐えかねて別の歯科医院へ転院するのが、現実です。
痛みに耐えきれずとてもじゃないけど6ヶ月待てないし、月1回しか調節出来ない現実を、患者さんがとてもじゃないけど受け入れられません。
当院では保険の入れ歯をお勧めしません。
下のボタンをクリックすると、自費の入れ歯を作る段取りをまとめたPDFファイルが立ち上がります。
○実例その1
①まずは問診。 問診して患者さんの要望・治療歴を詳しく聞き出します。患者さんのニーズをつかみます。
②診断 レントゲンを撮影したり、口の中を診査したりして、入れ歯を作る上での問題が無いか確認します。 診断の結果、入れ歯を作らなくても良い場合があります。或いは、インプラントが必要な場合があります。
③前処置 歯の乱れがあれば治療して、抜歯が必要な歯があれば、抜歯を行います。
⑦咬み合わせの決定
西洋医学的根拠に基づいて患者さんの前後
左右上下の位置関係が果たして正常な位置
にあるのか判断します。まずはろう堤を患
者さんの口に入れます。 板(咬合平面測
定板)を入れて、ろう堤の平面に狂いが無
いか確認します。
位置関係の記録→西洋医学的根拠に基づいて
、上顎・下顎の位置関係に問題が無いか判断
します。問題無いと判断したら、位置関係を
記録します。咬み合わせを決めた段階で、当
院作製の自費の入れ歯では、完成までの67%
まで終わっています。
⑩仮合わせ 仮の入れ歯を仮合わせして問
題が無いか確認します。 オーダーメイド
の服をの仮縫いのような仕事です。仮合
わせの入れ歯の具合が良いのか悪いのか、
西洋医学的根拠に基づいて判断します。
仮合わせを作り終えた段階で、当院作製の
自費の入れ歯では、完成までの82%まで終
わっています。
⑪完成です。仮の入れ歯のワックスの部
分を 、 入れ歯用の樹脂に置き換えます。
ここまで 来る のに事前の準備と数多くの
人が関わっています。完成を終えた段階
で当院作製の自費の入れ歯では 、完成ま
での 93% まで終わっています。
○保険の入れ歯のアスベスト
保険の入れ歯のピンク色のプラスティックの部分には、アスベストが含まれている場合があります。
アスベストは発癌物質です。
我が国では2006年にアスベスト含有率が0.1%を超える製品の製造・輸入・使用などを禁止する法律が施行されました。
逆に言えば、0.1%以下であればアスベストが混入していても何ら罰則が無いという事です。
ニューヨーク医科大学教授 大村恵昭先生は著書「顔を見れば病気がわかる O―リング健康法」(文芸社)のp171~172で次の様に述べています。
「入れ歯の支えの部分にアスベストの反応が見られる事があります。(中略)ただし、入れ歯の一部にアスベストが混入しているものでは、頭痛を起こしたり、脳腫瘍の一種である退形成性星細胞腫の原因になったりする可能性があるので使わないことがその一番の予防となります」
当院では保険の入れ歯を作る事をお勧めしません。
アスベストが入っていない自費の入れ歯をお勧めしています。
○患者さんの不満が貯まる仕組み
仕事柄、保険の入れ歯でうまくいかない患者さんをよく見かける。
患者さんが他の歯医者で「保険で入れ歯を作りたい」と希望し、「痛くて使い勝手が悪くて、入れ歯が使い物にならない」と別の歯医者を探す。
当院に来院して、自費の入れ歯を作る。
当院の自費の入れ歯は、入れ歯が合わない方にとっては、いい受け皿である。
自費治療だから、時間をかけ、口の中を拝見し、問題解決していく。
それで使い勝手が良くて食事が楽になると、「保険の入れ歯は駄目。自費の入れ歯がいい。」と言い出す。
本来保険を使う場合、歯医者は厚労省の言いなりである。
厚労省の言うことを聞けば、歯医者に保険を使わせてやるという方式である。
だから保険の入れ歯でも、予算の都合上この範囲でこれだけはやっていいが、それ以外はダメとなってしまう。
患者さんの痛み・違和感・不具合を解決するのを中心に考えて出来ている仕組みではない。
我々の場合は自由診療の範囲では、何をやってもいい。
しかし結果がすべてである。 私自身、腰が痛いときに整形外科で調べてもらって、薬だけ出たとき、「もっと高くていいから、ちゃんと治して。明日も仕事あるし。」と思ってしまった。
保険ではなかなかそこを満たせないのであろう。
満たされない分、我々が食べられるわけである。
この保険の仕組みは当分は変わらないから、患者さんの不満は溜まる一方である。
我々から見ると自費の入れ歯は高くても、ちゃんと治してあげれば患者さんは歯医者に通う。
なんとも隙間的な仕事だが、本質的に患者さんの欲求を満たしているので当分、自費の入れ歯は我が国から無くなる訳がない。
逆に保険の入れ歯は、淘汰されて消えてゆくと思う。
患者さんの欲求を満たさないから当然である。
○他の歯医者が作った入れ歯の調節・修理を希望する方へ
他の歯科者が作った入れ歯の調節・修理を保険ではお断りしています。
他の歯医者の尻拭いを、保険でやるつもりはありません。
入れ歯のアフターサービスは、作った歯医者が行うべきものです。
他の歯科医師の入れ歯の設計方法・調節方法と、私の入れ歯の設計方法・調節方法が根本的に
違い過ぎます。
そのため、他の歯科医師が作った入れ歯を私が調節しても、上手くいきません。
例えば、トヨタ自動車で作ったクルマを、日産自動車の整備工場に持ち込んで「調子が悪いの
で、修理してくれ」と頼んでも断られるでしょう。
他の例えで言えば、和食料理店に行って、「フランス料理を出してくれ」と言っているようなものです。
そんな事が本気で出来ると思いますか?
常識的に冷静に考えれば「上手くいかない」と、患者さんが予測が出来ると思います。
歯には寿命があります。ざっくり言うと奥歯から失われて、前歯が残ります。
下の写真は厚労省のデータに基づく、日本人の歯の残り方を写真にしたものです。
東京都開業の宮地建夫先生は、歯の生涯図という下図のグラフを作っておられます。
個人差は多少ありますが、結局歯は失われていきます。
しかし失われる速度を遅くする事が出来ます。
●歯の掃除
定期的に点検にお越し頂いて、歯の掃除をすれば、歯を出来るだけ長く残せます。
下のグラフをご覧下さい。
何かあった時だけ歯医者に来るのでは、10年間で1.92本の歯が失われます。
定期的に歯の掃除をすると、10年間で0.75本に抑えられます。
歯の掃除をすることで、お口の中の細菌の数を減らして、歯周病が進み、歯が失われるのをある程度防ぐことが出来ます。
回数としては、歯周病の進んだ人は毎月1回。軽症の方は、3ヶ月に1回ぐらいです。
人により歯周病の進み具合に差があります。
●痛みさえ止まれば、見た目だけ良ければ、いい訳ではありません。咬めるようになればいい訳ではありません。
あなたの口の中を下図のような家に例えるとします。
現在、雨漏りがしてあなたは困っています。
私が家を見ると、シロアリに柱を食われて、土台が狂い、屋根の瓦が飛んで無くなっています。
これでは雨漏りするのは当たり前です。
そこでシロアリ駆除と柱の修理と瓦の修理をすれば何の問題も無く治ります。
しかし、患者さんの中にはとりあえず屋根にビニールシートを掛けておいてくれという方がいらっしゃいます。
雨漏りは止まるかもしてませんが、やがてそのビニールシートは風で飛んで行ったり、破けたりします。
そうしたら、もっと丈夫なビニールシートを数枚被せれば良いというのですか?
それでは治療になりません。
痛みだけ止まればいい、応急処置だけでいい、見た目だけ良ければいい、咬めるようになればいいでは、仕事として成り立っていません。
今後もならべく歯が痛くならずに、ならべく虫歯・歯周病を避けて快適に過ごすには、どうすればいいか?
歯が失われてゆくスピードを緩めるためにはどうすればいいのか?
定期的に点検にお越し頂いて、歯の掃除をすれば、歯を出来るだけ長く残せます。但し、歯が失われてゆくのを完全に止める事は不可能です。
●治療の流れ
○大まかな流れ
当院は完全予約制です。初めての方は必ず電話予約をお願い致します。
初めての方は必ず保険証と、もしお持ちであればお薬手帳を持参して下さい。
予約時間の15分前にお越し下さい。問診票を4枚記入して頂くためです。
質の高い問題解決を行うためには、歯医者の徹底的な質問が必要です。

質問後に、レントゲン撮影を行います。

主な訴えの場所と、全体的にお口の中を調べます。

レントゲンを説明します。
○主治医への質問がいらない場合
●心臓に御病気がある方へ
心臓を守りながら、問題解決する方法があります。
一般の方はご存じないかも知れませんが、歯周病と心臓病は密接に関係があります。
歯の治療をした後で、心臓の調子が悪くなることがあります。
事前に対策をすれば、心臓病への影響を止められます。
お口の中だけではなく、歯科医師は心臓を守る事を考える必要があります。
体の中で口だけが独立しているわけではありません。
全身と密接に絡み合っています。
心臓に御病気のある方は、遠慮なくご相談下さい。
●患者さんへの注意事項
○完全予約制
当院は完全予約制です。
予約の無い方よりも予約のある方を優先します。
飛び込みでお越し頂いても対応出来ない場合がございます。
予めご了承下さい。
○受診前のアルコール摂取
麻酔する72時間前以内にアルコールを飲んでいると、麻酔が効きません。
アルコールの成分は、麻酔薬とほぼ同じです。
そのため、体内にアルコールが既にあると、体内に麻酔薬が入っていかず、麻酔が効かない事があります。
問診票(来院時に患者さんに書いてい頂く紙の事)には、「何時間前にアルコールを飲みましたか?」という質問項目があります。
麻酔が効かない時には、無理せず次回に再び麻酔して処置をします。
「次回来院される72時間前から、アルコールは控えて下さい」と、患者さんに注意をしてから帰宅してもらいます。
○診療をお断りする場合

以下の12個に当てはまるは診療をお断りしています。
1 当院の方針を受け容れない方。
2 レントゲン撮影を拒否される方。3 自己診断して、ご自分で治療計画を立てられる方。
4 歯科医師の話を聞かない方。歯科医師との会話が成り立たない方。5 複数回に渡り、無断キャンセル・無断遅刻・予約変更をなさる方。
6 飲酒をされている方。
7 受診に必要でない危険な物品を院内に持ち込んだ場合。
8 建築設備等を故意に破損した場合。
9 解決しがたい要求を繰り返し行い、診療業務を妨げた場合。
10 大声・暴言または脅迫的な行為により、他の患者さんに迷惑を及ぼし、あるいは職員の業務を妨げた場合。
11 他の患者さんや職員にセクシャルハラスメントや暴力行為があった場合、もしくはその恐れが強い場合。
12 その他前各号に準ずる行為のため、当院が必要と認めた方。
2016/2/1 西川歯科医院
○警察官の立ち合い・弁護士を立てる場合
上記の12項目に当てはまり、警察官の立ち合いが必要だと、当院が判断した場合は即座に警察に通報し、警察官立ち合いの元で、患者さんと話し合います。