歯の掃除

●痛みさえ止まれば良いわけではありません

あなたの口の中を家に例えるとします。

現在、雨漏りがしてあなたは困っています。

私が家を見ると、シロアリに柱を食われて、土台が狂い、屋根の瓦が割れています。

これでは雨漏りするのは当たり前です。

そこでシロアリ駆除と柱の修理と瓦の修理をすれば何の問題も無く治ります。

しかし、患者さんの中にはとにかく屋根にビニールシートを掛けておいてくれという方がいらっしゃいます。

雨漏りは止まるかもしてませんが、やがてそのビニールシートは風で飛んで行ったり、破けたりします。

そうしたら、もっと丈夫なビニールシートを数枚被せれば良いというのですか?

それでは治療になりません。

痛みだけ止まればいいのでは、治療と言えません。

今後も歯が痛くならずに、虫歯・歯周病を避けて快適に過ごすには、どうすればいいか?

定期的に点検にお越し頂いて、歯の掃除をすれば、歯を出来るだけ長く残せます。

下のグラフをご覧下さい

何かあった時だけ"歯医者"に来るのでは、10年間で1.92本の歯が失われます。

定期的に歯の掃除をすると、10年間で0.75本に抑えられます。

歯の掃除をすることで、お口の中の細菌の数を減らして、歯周病が進むのをある程度防ぐことが出来ます。

回数としては、歯周病の進んだ人は毎月1回。軽症の方は、3ヶ月に1回ぐらいです。

人により歯周病の進み具合に差があります。